新宿ミネラルフェア・秋

昨日の9月最終日は、新宿ミネラルフェアに行って来ました。

まずは、先着プレゼントをGETし、

石友さんたちと合流。


開場とともに、北海道鉱物の情報を得るべく、とあるブログで採取のことをあげていた方にお会いしてくるも、かなりピンポイントで、案内なくしてはたどり着けなさそう、てことと、今回は札幌→日高あたりを探すため、広大な北海道の端の方は距離的にムリ、ということで断念



さて、会場探索ですが、最近の私は、その時その時にマイブームがありまして、今回のマイブームは、「ベニトアイト」

なぜ、この石に興味を持ったか？

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、なんと、糸魚川(というか青梅川の一部地域)でこの稀少石が産出するということを、最近知りました。

以前このブログにもあげた、「七つ屋志のぶの宝石匣」という漫画で、この石の名前を知りましたが、アメリカのサンベニトという鉱山でのみ産出していて、しかも非常に少ない産出量な上に、既に閉山しているとのこと。

そして、
「スリランカのサファイアにも似たロイヤルブルー、
しかも色相は見る角度によって変化する「多色性」と
ダイアに見られる虹色の煌めき…
「ファイア」の特性も持ってる」
(漫画から引用)

これが、世界中でサンベニト鉱山以外にはない、と言われていたのに、日本でも見つかるのですよ！

もちろん、宝石質のものは厳しいのでしょうけど、これは、10年かけても見つけたい！

ということで、ルースはうっかり転がしたら二度と見つからなさそうな0.14ctというちびっこさのものだけど、そこそこ色の濃いものを購入。

多色性がなんとか見えるでしょうか？

ルーペごしにスマホで撮影したのですが、難しい


でも、とってもキレイです


あとは、参考に原石が欲しかったのだけど、かっちり立派な結晶の見えるものは、100万円とか、60万円！！


「あの。。。もうちょっとショボイのでいいので、リーズナブルなものないですか？」と聞くと、「それと、それ。」と、店員さんが示してくれたのが、2.000円と800円！！
何この差？


で、800円のものを買いました。

この辺に結晶がちらっと確認できます。

別のお店で、ルースケースに入った結晶標本も見つけたので、そちらも購入しました。

これは、バッチリ結晶があり、しかも透明の三角の結晶×2つ

と、濃い紫の結晶が両方確認できます。

青海にあるものは、母岩の感じがまるで違うのですが、とにかく結晶をよく見て覚えたいと思います😃(見つかるワケないだろー！とは言わないでください)

そして、最後に、「パライバベリル」という、人工石ではあるものの、試験的に作ったもので、コストにみあわないという理由でもう作られていない、ある意味稀少石のルースを購入してきました。

高級石のパライバトルマリンに似た、とてもキレイな蛍光ブルーです。

今回も、あまり買わないと思っていたわりに、そこそこ買ってきてしまいました