みどりの石拾いブログ

Yahoo!ブログ終了のため、引っ越してきました。東京に住むサラリーウーマンが、試行錯誤で糸魚川周辺(新潟県・富山県)のヒスイを探した成果についてや、その他の趣味など、備忘録がてら語るブログです。

今度はお芝居

NINAGAWAマクベス彩の国さいたま芸術劇場の初日に行って来ました





マクベス:市村正親



マクベス夫人:田中裕子



演出:故・蜷川幸雄






マクベスといえば、シェイクスピアの戯曲ということで有名ですが、完全に日本バージョンで演出されており、さすがの蜷川幸雄、という感じでした。

ゴーン。。。と鳴り響く鐘の音とともに、荘厳なお経のようなコーラスが流れ、もうそれだけでこれから始まる悲劇を予感させます。

墓場のような舞台背景に、舞台前方にある巨大な障子の透けた奥には桜吹雪。
桜は、咲いているときはそれは見事に美しいけど、それも一時だけですぐ散り落ちてしまう。

まるでこの戯曲のすべてを象徴しているよう。

登場人物の名前は、マクベスやダンカンなど、シェイクスピアのままなのに、衣装はじめ舞台背景は日本の安土桃山時代

シェイクスピア独特の早口の長台詞は、時々聞き取りにくい役者さんもいたけれど、田中裕子さんの狂気は、さすがの演技でした。

一見の価値あり、の舞台です。

ちなみに、今日が初日だからか、NHkの取材が来ていて、幕間の休憩時間に、ロビーのベンチに座っていたところ、私の右隣のご夫婦?に声をかけて断られ、次私に来るかな?と思ったら、私を飛ばして左隣の男性に声をかけ、その人にも断られて、違うとこへ行ってしまいました(笑)





アヤシイ奴と思って避けられたのかな(笑)

ちなみに、終演後は、別のテレビ?か何かの取材受けました